2004.03.07
「話がある」

仕事をしていると部長殿から声がかかった。

部長殿 : 「今日、仕事終わったら用事あるか?」

俺 : 「え?無いですよ。」

部長殿 : 「ちょっと話があるから残ってくれ」

俺 : 「わかりました」

なんだ?なんだいきなり?骨折って動けないからリストラか?

なんて考えながら仕事していた。

そして仕事も終わり、みんなが帰るのを待ち部長と2人きりになった。

沈黙のまま、ただ過ぎる時間。

「腹減った。」

「おしっこ行きたい。」

そんな生理的にどうしようも出来ない状態も俺は我慢した。

俺 : 「限界だ・・・(おしっこ)」

そして、とうとう部長殿が口を開いた。

部長殿 : 「それじゃー、電気消して帰ってな。」

!?

俺 : 「え?」

俺は部長の目を見た。

部長殿 : 「え?」

部長殿も俺の目を見た。

「何か用?」。そう言いたげに。

俺 : 「あのー、残れって言うから残ってるんですけど。」

部長殿 : 「え?あーあーあ!ごっめーん!忘れてた!」

俺 : 「で、話って?」

部長殿 : 「いやぁ、たいしたコトじゃないんだけど、そのカラダで車運転できるの?」

俺 : 「はぁ。なんとか」

部長殿 : 「そっかぁ。できるんだ。」

俺 : 「え?」

俺がギリギリまでおしっこ我慢して、した会話がコレだけでした。

いつか殺る♪