2004.03.30
「犬」

我が家に子犬が来た。

先日の新聞に記載されていた、

「柴犬雑種、子犬(生後35日)差し上げます」

との記事に、ウチの母が飛び付いたからからだ。

夜仕事から帰ると、夜中の2時頃だったのにも関わらず、家の人全員が起きていた。

ひとつの段ボール箱を囲みながら。

そしてそこには小さい体を震わせ脅えた様子の子犬の姿。

本当に小さかった。

そしてまんまと俺も飛び付いた。

俺 : 「何それ!?すげー!抱かして!抱かして!」

満面の笑みで子犬を抱いている俺。

なんの恥じらいもなかった。

だがそんな小さな幸せもつかの間

俺の期待を無視し、子犬は眠ってしまった。

きっと新しい環境・人間に疲れ果ててしまったのだろう。

それから4日が経ち、今では人間にも慣れ、

もともとウチで飼っていたインコとも対等に張り合っている子犬の姿。

そして子犬を呼ぶ家族の声。

母 : 「チビー!」

妹 : 「コジロー!」

弟 : 「ムサシー!」 

俺 : 「クマコー!」

父 : 「コタロー!」


早く名前を決めねてやらねば・・・。