2004.05.17
「高原」

映画・写真のコーナーでおなじみのユウスケ氏と遊んだ。

天気は晴れ。

俺達は目的地を決めずにドライブした。

所々、写真を撮ったりソフトクリーム食べたりして快調に車を走らせた。

夕暮れになって、帰るかどうか微妙な時間になったとき

「○○高原」という看板が出てきた。

俺 : 「行く?」

ユウスケ : 「行く。」

「夕暮れの高原を見てみたい」という、軽い気持ちで進路を変えた。

俺達はすぐ着くだろうと思っていた。

が、いくら走れど高原は現れない。

はるか遠くに見える山を見て、「あれじゃないよね(笑)」と

冗談を言っていたが、それが現実となった。

街からどんどん離れ、民家すら無くなってきた。

もちろん店もない。

もちろんガソリンスタンドも。

俺 : 「あれ?車の燃料が・・・。」

赤いゲージを示す燃料計。

俺 : 「ヤバイね〜。保つかな?」

ピンチだ。

こんな所でガス欠になっては「JAF」にお世話になること間違いない。

そもそも携帯の電波も届かなくなっている。

「JAF」すら呼べないかもしれない・・・。

だが、そんな不安も一気に吹っ飛んだ。

見覚えのあるガソリンスタンドのマーク。

俺 : 「あった!助かった〜。」

まだ少しだけ余裕はあったが、給油することにした。

この先、スタンドがあるとは思えない。

給油するためにスタンドに入った。

が、ハイオクの表示がない。

不便なことに俺の車はハイオク使用。

さすが田舎。ハイオクいらず。

俺達は給油を諦め、高原を目指すことにした。

一か八かの燃費運転。

もちろんエアコンオフ!

下り坂はシフトを「N」にして、重力で走った。

そして無事に高原に到着して、素晴らしい景色を拝むことが出来た。

俺 : 「すげぇ!こりゃすげー!」

苦労して見た景色は最高だった。