2004.07.14
「ビデオ」

ビデオを借りて見ようと思い「ツタヤ」へGo！

特に見たいものが無かったので、ジャケットがカッコいいヤツを借りてきた。

家に帰って酒を飲みながら見た。

始まって5分。

俺はあることに気付く。

俺　：　「あれ？・・・これ見たことあるかも・・・」

ハッキリとは覚えていないが、次から次へとストーリーが浮かんでくる。

「失敗したか！？」と悔やんだが

ある場面から先が思い出せない。

”主人公に向けられたはずの銃口が、一転して敵に向けられ敵が撃ち殺される”というシーン。

その先がどうなったのかが、どうしても思い出せない。

「金曜ロードショーとかで何気なく見たのかも・・・」と思い

”その先”に期待しながら見続けた。

内容を知っている映画ほど、ドキドキしないモノはない。

だが俺は、”その先”が見たいがために早送りもせずに見続けた。

そしていよいよ、そのシーン。

裏切った仲間の銃口が主人公に向けられた。

あきらめた表情の主人公。

「やってしまえ！」と敵。

だが、裏切ったはずの仲間の銃口は、一転して敵に向けられた。

仲間は引き金を引いた。

「ばきゅん！」

銃声とともに画面は真っ暗になった。と共に俺の全ての意識が映画に向けられた。

俺　：　『そう！この続きは！？』

真っ暗な画面の下から、白い文字がどんどん上がってきた。

エンドロール。

俺　：　「覚えてないわけだ・・・。」

はい残念。




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