2004.09.21
「親知らず」

昨夜のことです。

俺 : 「イタタタタ・・・。」

左の奥歯が痛みます。

下の歯最後尾からグイグイと追い上げをカマしてます。

そう

泣く子も黙る「親知らず」です。

悲劇は、いきなりやってきました。


 親知らず : 「ちょっと、せめーよ!どけやコラ!」

 大人の歯 : 「コラコラ、無理に入って来るんじゃない。」

 親知らず : 「うるせーよ!誰だおめぇ。どーでもいいから、もう少し詰めろ。俺は狭いんだ!」

 大人の歯 : 「後から入ってきて、何てわがままな。」

 親知らず : 「はっ?知るかそんなもん。いからどけ!」

 狭いスペースに強引に頭を出そうとする「親知らず」。

 親知らず : 「オラオラ!どけや!」

 大人の歯 : 「痛い!・・・痛い・・・。」


そんな会話があったかどうか知りませんが、とても痛かったです。

明日、歯医者へ行こうと決心し、痛みも全然退かないので、酒でじらして寝てやりました。

俺が寝ている間に
 

 親知らず : 「しぶてーな!早くドケや。」

 大人の歯 : 「もう、我慢の限界だ!親に向かってなんだその態度は!?」

 親知らず : 「え?・・・・・・・親?」

 大人の歯 : 「そう。お前の親は・・・・この私だ!」

 親知らず : 「えっ!?・・・・父さん?・・・・・本当に父さんなのかい?」

 大人の歯 : 「そうだ。だから、もうそんな乱暴は止めなさい。」

 親知らず : 「父さん!ごめんよ!父さん!」

 大人の歯 : 「わかればいい。狭いのはわかるが、乱暴は止めなさい。」

 親知らず : 「わかったよ。俺、もう少しここで我慢するよ。」


そんな会話があったかどうかは知りませんが

朝起きたら、痛みが退いてました。

めだたしめでたし。

また痛くなったら、この話の続きを考えます。




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