2004.12.30
「最後の忘年会」

12月30日。

今年、最後になるであろう忘年会。

開始予定時間は、夜中の1時。

今年最後にして、今年最も遅い開始時間だった。

だが開始されたのは、なんと午前3時。

今年最後にふさわしい・・・。

さすがに始まる前から少しぐったりです。

でもそんなもんに負ける俺じゃありません。

なんせその日の俺には時間が無かった。

年末最後の行事、

「朝日の出を雪山で拝むツアー」の出発時間が迫っていたからだ。
  ※日記の12/31日参照

飲み物が全員にまわったところで、「乾杯!」の掛け声。

もちろん一気飲み&おかわりコール。

俺には時間がない!

「今年を最後まで満喫しなければ!」という、訳の分からない焦りが俺を駆り立てた。

「まだやれる!」

俺は何かにとりつかれたかのように今年を楽しむことに専念した。

「まだいける!」

いつもより時計を気にして、残り時間を確認しながら俺は飲んだ。

「あと1時間半。」

「あと1時間!」

明らかに焦って頼みすぎた料理を、片っ端から片付けながら俺は飲んだ。

途中、料理を戻しそうにながらも俺は食べた。

「まだ、いける!」

そして、AM5:00。

ツアーの出発時間はAM5:30。

タイムリミットが来てしまった。

タクシーを捕まえ急いで家に帰り、酔った身体で準備をした。

そう、全ては「初日の出」を拝むために!



       〜〜 「初日の出〜前編」 につづく 〜〜


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